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【IT組織戦略】Salesforce SFDC 単一組織vs.複数組織 1org メリット・デメリット

読んだら得ること

★ Salesforce導入時に単一組織vs.複数組織の比較

目次

前提

この記事を読む前提条件としては、Salesoforceがわかる、開発もしている

でないと、読んでも意味ない可能性があるからです。

単一組織vs.複数組織

対策 メリット デメリット
単一組織 ・システムが1つのため、集中管理できる
・連携がある場合、受信側として1つだけのため楽
・ID/PWの管理が容易
・コラボレーションが1つシステム内でやりやすい
・業務プロセスは1つシステム内で完成でき(連携発生しにくい)
・オブジェクトや設定の共通/競合管理が必要
・ガバナ制限は組織ベース計算のため、大量データや大規模ユーザ/多数アプリ開発時の考慮事項が増える
・パフォーマンスでは、データ検索やレポーティングなどの課題が発生しやすい
複数組織 ・部門専用/用途に合わせのアプリ構築の自由度が高い
・ガバナ制限制約を緩やかに捉えやすい
・パフォーマンスでは、データ検索やレポーティングしやすくなる
・複数組織のため、運用や管理に手間がかかる
・組織を跨がる利用者がいる場合、ID/PWの管理は面倒(SSOを求める傾向がある)
・データ連携やシステム連携は面倒
・chatterというコラボレーションは組織間の連携機能がない、コミュニケーション効果低下

まとめ

単一組織vs.複数組織のメリット・デメリットについて比較しました。 一概とは言えませんので、Case by caseで、ご参考になれば、幸いです。